(89)コスメフリークの会社研究 ~ミャンマーでかかと角質ケアを販売~(下)
コスメフリークは、会社設立して2年半後の2016年6月にミャンマーに進出し「かかと角質ケア」の販売攻勢に打って出ている。...
View Article(90)ロフスの会社研究 ~マブティシリーズ、インパウンド需要好調~(上)
化粧品、美容商材等の開発・販売事業を行う株式会社ロフス(東京都渋谷区)は、2015年5月に起業した新興ベンチャー企業。起業当初は、ECサイトで美容品のバイヤーをしていたこともあり、そこで築いたネットワークを活かして卸業からスタートした。2期目の2016年から自社開発化粧品ブランド「マブティ」の国内販売を開始。...
View Article(90)ロフスの会社研究 ~中国で化粧品売り上げ実現、グローバル化に拍車~(下)
ロフスは、中国で化粧品の販売実績を上げるなど海外展開に拍車がかかっている。すでに主要ブランド「マブティシリーズ」を中心に売り上げの約7割が中国の売り上げで占めており、2019年度は米国、シンガポール、ベトナムにも進出してグローバル化に拍車をかける構え。...
View Article①コスメディ製薬、マイクロニードル特許取得、工業的製法確立も(中)
コスメディ製薬は「経皮吸収」というテーマにあらゆる角度からアプローチした結果、超微細加工技術によってヒアルロン酸やコラーゲンを剣山のような針状に結晶化させる溶解型マイクロニードル技術の開発に成功し特許を取得した。...
View Article①コスメディ製薬、マイクロニードル、財産権活用で収益生み出す(下)
コスメディ製薬は、特許化したマイクロニードル技術を化粧品開発に生かし、知的財産権としての収益を生み出した。...
View Article②フアンペップ、機能性化粧品等を開発しロイヤリティ収入等獲得(上)
株式会社フアンペップ(大阪府茨木市)は、大阪大学大学院医学系研究科の機能性ペプチドの実用化を目指す大学発ベンチャー。2013年に機能性ペプチドのデザイン、創製、最適化技術をプラットフォームに用いて次世代創薬や機能性化粧品、医療機器を開発することを目的に設立した。 事業モデル(図参照)は、大学の機能性ペプチドの研究成果の中から実用性の高いプロダクトについて共同研究を行い、実用化への橋渡しを行う。...
View Article②ファンペック、知財権を生かしペプチド化粧品を共同開発(中)
ファンペップは、2008年から2018年まで10年間で、「ポリペプチド及びその抗菌または消毒用途」「メチニオン・スルキシドを含む新規ポリペプチド」など合計6件の特許を取得している。 2013年年7月には、コラーゲンゲル収縮活性、ヒト皮膚線維芽細胞増殖活性およびヒアルロン酸産生活性を有する抗菌活性ポリペプチドを含有するスキンケア剤を開発し特許を取得した。...
View Article②ファンペップ、知財戦略、防衛の意味合い強い(下)
ファンペップは、抗体誘導ペプチドや化粧品原料等の機能性ペプチドの研究開発を継続して取り組むためには、事業資金や研究開発資金等の確保は避けて通れない経営上の課題となっている。...
View Article③MTG、業績好調、美容ローラー模倣品流入、知財権脅かされる(上)
株式会社MTG(愛知県名古屋市、東証マザーズ上場)は、クリエイション・テクノロジー・ブランディング・マーケティングの4つの軸を融合させ、革新的なブランドを創出する「ブランド開発カンパニー」。特に、「美容と健康」をスローガンに美容機器、化粧品、フィットネス機器等を製造販売するメーカーである。...
View Article③MTG、中国からの模倣品撲滅に取り組む(中)
MTGは、美容機器や化粧品、フィットネス機器などのビジネスを国内外で展開する中、「リファ」が市場に受け入れられるようになると一挙に模倣品が出現するようになった。 同社は、その対策の一環として多くの特許を取得し、アイデアの独占権を主張している。また、デザインを守るため意匠、ブランドの商標権の保持にも力を入れている。...
View Article③MTG、投資事業に新規参入、美容企業等に投資(下)
模倣品対策に苦慮する中でMTGは、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)会社「MTG Ventures」(100%出資子会社)を設立(2018年9月)し、新たに投資事業に参入した。美容や健康など自社の事業分野とシナジーを生む可能性のあるベンチャー企業に対して投資を行う。また、CVCファンドは、事業会社の自己資金で組成され、運営は子会社MTG Venturesが行う。...
View Article④ホーユー、知財を武器に大手に対抗、模倣品に徹底抗戦も(上)
ホーユー株式会社(愛知県名古屋市)は、ヘアカラーの国内シェア40%を占めるトップメーカー。明治38年に創業し、明治42年に液体式染毛剤「二羽からす」を発売して以降、一貫して白髪染めの開発、販売を手がけるなど日本のヘアカラーを牽引してきた。特に、クリームタイプのヘアカラーを得意とし「ビゲン」、「シエロ」はヘアカラーを代表するブランドとなった。...
View Article④ホーユー、模倣品排除に補助金活用、花王と特許係争(下)
ホーユーは、これまで、中国からの模倣品横行、国内での特許権侵害などに見舞われるなど経営の屋台骨を揺るがす事態にしばしば遭遇してきた。 模倣品対策にあたって同社は、特許庁の「海外侵害対策補助金」を活用し、10年間にわたって中国での模倣品対策に取り組んだ。...
View Article⑤福光屋、米醗酵に美容成分等が含まれていることを発見(上)
老舗酒蔵会社「福光屋」(石川県金沢市)の創業は、1625年。金沢市で最も古い歴史を数える。しかし、中高年男性を主要なターゲットとしてきた清酒市場は、徐々に陰りを見せ始め、消費量の減少に直面している状況にある。 そのような中、「伝統は革新の連続」を社是に掲げる同社は、1990 年代初頭より細々と続けていた「健康美事業部」を基盤に、2002...
View Article⑤福光屋、化粧品原料の製造方法で製法特許取得(中)
福光屋は、アミノ酸を出すがアルコールは出さない酵母を発見し特許を取得合わせて「化粧品原料の製造方法」(特許)として量産化に道を開いた。...
View Article⑤福光屋、コメ発酵液を使った化粧品開発、知財の活用図る(下)
国が推進する産業クラスターは、地域の中堅中小企業・ベンチャー企業が大学、研究機関等のシーズや技術等を活用して新事業が次々と生み出されるような事業環境を整備することで、広域的な産業集積を形成することを狙いとした施策。 同社は、中部経済産業局が進めていた産業クラスター計画を受けて設立されたNPO法人北陸ライフケアクラスター研究会へ参画。クラスター活動を通じ北陸先端大学、...
View Article⑥SANSHO、特許を取得・活用して事業に取り組む(上)
SANSHO株式会社(東京都中央区)は、化粧品事業と医薬品事業の両肺体制で事業を展開する医療系ベンチャー。お茶の水女子大学の教授が発見した新規生理活性物質「環状リゾホスファチジン酸」(CPA=化粧品原料)の研究成果を基にして変形性膝関節症治療薬を開発することを目的に起業化した。特に、事業化を進める上で「規模の小さな企業では、特許などの知的財産権が命であり、特許活用によるライセンス収入が経営の安定確保...
View Article⑥SANSH0、化粧品事業で稼ぎながら医薬品事業推進(下)
SANSHOは、抗がん剤などの本来の研究の合間をぬってCPAの皮膚への影響や、肌ダメージへのアプローチなど化粧品開発に取り組んだ。CPAの配合量はもちろん、ほかの成分との相性や実際に肌に試す段階では、お茶の水女子大学の学生や職員、OGの方々などの協力を仰ぎ、一人ひとりの肌の状態を確認しつつ、何段階もの試験を経て2008年にCPA配合エイジング化粧品「グレイス」を商品化した。...
View Article⑦タカラベルモント、すべての製品に知的財産権を付与(上)
タカラベルモント株式会社(大阪府大阪市)は、理美容機器・頭髪化粧品及びデンタル・メディカル用設備機器等を開発・製造・販売するメーカー。 「美と健康」をテーマに美しさや機能性、安全・安心を意識したサロンやクリニックの価値創造を実現する一方、理美容室のインテリアやデザインなど美を追究した店づくりを強化している。...
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